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心地よさの理由は建築と一体化したシアターデザイン
施工場所は非公開です
住まいの建て替えにあたり、“風の通る家”をコンセプトとしたK邸。そのリビングシアターは、葉山の恵まれた自然を一望するピクチャーウィンドウを備えた贅沢なロケーションを重視して、プランニングされました。窓の外に広がる美しい風景と室内がこれほど見事に調和するのも、ひとえに様々な建築的趣向が凝らされたからこそ。その実現に全力を注いだ建築家の思いに寄り添うべく、ホームシアターとしての確かなクォリティを保ちつつも、存在感を極力抑えた空間設計を施しています。
その最たるものが、スクリーンやプロジェクター収納においての、建築と一体化したインストール。存在を主張せずとも、十全なクォリティをもったシアター構築は可能であることが、ここK邸から見てとれるのではないかと思います。
「ホームシアターは住まいの一部であり、住宅全体との調和を図らずして、真の意味で快適な映像空間の実現は不可能である」……カデンツァのシアター理念を象徴するデザインをかたちにできたと自負しております。